心地良いSEから『ハルカトオクヘ』のイントロに入った瞬間、客席から大きな拍手と歓声がアダチさんを迎えました。それは本日のライブを楽しみにしてきたひとりひとりの想いだとしみじみと感じました。
ピアノ、ベース、ドラム、チェロとバイオリンの5人編成の豊かな響きをバックに、3曲連続で演奏しました。「みなさん!盛り上げていくぞー!」というアダチさんの煽りに応えたオーディエンスは一斉にタオルをあげました。
『ズボラ』の情熱的なアレンジに引き込まれ、もう絶対最高の日になると確信しました。
バンドメンバーは音で自己紹介して、そのまま代表曲『Stranger』に繋がり、会場の熱気は半端なかったです。
さらに情感を込めた『Pray Song』から『Dear;〜ママはいつでもあなたの味方〜』続け、シンプルな伴奏で、アダチさんの歌声はホールの隅々まで浸透していくようで、感動の連続でした。
初めて弦楽器をライブに入れることができたとのことで、『ペルソナ』はクラシック編成で届けました。ストリングの悠久な響きに酔いしれながら、アダチさんの歌声を浴びる至高の空間でした。ホールならではの良さが十分伝わっていました。