—初めて中国に仕事で来たのはいつでしたか?
30年ぐらい前に初めて中国で仕事をしました。
―今回のツアーで思った、将来挑戦したい目標や課題はありますか?
合同でプロジェクトのひとつとしてやってみたいですね。
今は、日本人は日本人で、中国人は中国人で分かれながらやっていますが、将来的には、やっぱり同じセクションの中で、みんなで一緒にできたらいいですね。今回は別々ではありませんが、分かれてやる事があります。国が違うとやり方も違うし、考え方も違いますが、お互いにいい所を持っているので、それが合わさったらすごくいいモノができるじゃないかなと思います。
—今回のツアーの中で一番こだわっている事は何ですか?
仲良くという言い方とはちょっと違いますが、ひとつのコンサートをやるので、チームとしての意志をもって、一緒にやりましょうという気持ちがあります。
—中国と日本の現場での仕事のやり方の違いはありますか?
日本人の考え方も行動の仕方も特殊ですから、逆に中国の方はワールド的だなと思います。欧米とは結構近い感覚です。
—一番印象が残ったのはどの公演ですか?(上海、広州、深圳、北京)その理由は?
毎回毎回みんなが色んな問題を抱えながら、最終的に集中して、とてもいいコンサートができたので、それは印象が残って、よかったと思う所です。
—今回のライブであなたが一番気に入っている所(曲、演出など)はどこですか?
ウォレスさんはすごく人気のある方なのに、ほとんどしゃべることをしないで、歌と演出を押し切ったところですね。
—最高のライブを創り上げるために、一番大事なことは何だと思いますか?
皆さんは目標を持っているわけじゃないですか?それを受けて、一所懸命は当たり前ですが、愛情をもってできればいいなと思います。
皆さんは違うセクションにしても、目標は一緒じゃないですか?それには色んな部分で、各セクション一人一人考え方は違っても、ぶつかることもあれば、協力しあうこともあって、自然にいいコンサートになると思いますが、そこで愛情が生まれれば、言葉が違っても、やっていける理由はそれじゃないでしょうか。
—最後に、今回のツアーの音響会社MSI JAPANにコメントがありますか?
MOB時代にシロー(MSI JAPAN AGENCY)と出会えて、その後MSI JAPANになって、西尾(MSI JAPAN)さんと会ったりして、イベント系や韓国の現場など一緒にやってきて、中国に来たじゃないですか?次はどこに行きたいですか?(笑)
(取材協力:MSI JAPAN)
コンサートの裏方取材リポート・第一弾!香港の人気歌手・鍾漢良(ウォレス・チョン)北京公演
その1/その2/その3/その4